8号発行についてのお知らせ

ホラーは今日、最も大衆的な読み物であると同時に、最も前衛的なる文学思潮である (創刊号より)

昨年三月、ナイトランドの創刊にあたり、このように書きました。

「高品質のホラーを、ホラーを愛する読者氏へ提供し続けること。そうして海外と日本との断絶を解消し、海外と日本国内で、よりホラーを深化させ進化させる優れた才能を発見し、育て、内外に紹介すること。それこそがナイトランドの使命であり、トライデント・ハウスの理念である。」
その理念に基づき、本誌は英語圏の活気あるホラー作品から、高品質のものを厳選し、掲載してきました。そして、多くの人々の御協力を得ました。内外の著者、翻訳者、イラストレーター、デザイナー......そして何よりも、読者の皆様。読んで、楽しんでくださることが、私たちへの最大の御協力となっています。
しかし、事業を進めれば、問題も起きてきます。著者との契約にはじまる様々なコストは、経済上の周辺事情も含めて、号を追うごとに増してきています。また、計画中の新たな展開は、準備期間と費用とを必要とするものです。そのために本誌の質を落としてはならない。そこで、次号の発行を来年まで遅らせることを選択しました。毎号を楽しみにしてくださっている読者の皆様には、お詫びするほかありませんが、これもナイトランドの成長のためとお許しいただき、見守っていただきたく、ここにお願い申し上げます。

二〇一四年、第8号を発行するまでに、いくつかの新しい展開を準備しています。取り扱い書店の拡大。新旧の作家の知られざる傑作を集める《ナイトランド叢書》の創刊。サイト《トライデント・オンライン》を一新し、オリジナルコンテンツの充実をはかります。また、『クトゥルフ神話検定 公式テキスト』のように、ホラーの企画を社外でも展開し、「ナイトランド」が一雑誌のタイトルでなく、怪奇と幻想の世界を楽しむ人々すべての旗印となるよう、目指していきます。
そして何よりも、素晴らしいホラーストーリーを集めて、より多くの読者に満足していただけるよう、ナイトランド本誌を充実させていきます。

どうか、日本のホラーファンに世界のホラーを紹介し続けるナイトランドを、これからも見守ってください。(L/A/M)

《御連絡》

第8号以降の定期購読料をお支払い済で、返金をご希望の方には、いつでも返金いたします。もし信頼していただけるならば、購読料をお預かりし、発行再開とともに定期購読を継続させていただきます。現在の計画としては、定価や年間購読料を変更する予定はありませんが、もし第8号以降の定価が上がっても、お預かりした定期購読料から、従来の一号分の価格を充当させていただきます。なお、発行再開まで、新規の定期購読の受注は見合わせさせていただきます。あしからずご了解のほどをお願いいたします。
バックナンバーの在庫は現在、全号あります(創刊号のみ残部僅少)。一部あたり一七〇〇円、四部六〇〇〇円です(小社直販のみ、消費税・送料込み)。